演奏会情報
ラスベート交響楽団 第50回記念定期演奏会
会場アクセス
すみだトリフォニー 大ホール
〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-3
JR総武線「錦糸町駅」北口より徒歩5分
東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」3番出口より徒歩5分
都営バス「錦糸町駅」下車 徒歩5分
あらすじ
ここは中世フランス、プロヴァンス地方。
ライモンダは婚約者ジャンが
十字軍出征から帰ってくるのを
待ち続けていました。
ライモンダの誕生日に十字軍帰還の
知らせが届き、屋敷のみんなは
大喜び。一晩明けて帰還を祝う
宴をしていると、突如サラセンの騎士
アブデラフマンがドリ伯爵夫人の
屋敷に現れて、ライモンダに求婚しました。
アブデラフマンは心を掴むため、召使い
たちに踊りを披露させます。
やがて大広間は
大騒ぎとなり、混乱の中
アブデラフマンがライモンダを
さらおうとしました。
その時、ジャンが駆けつけてきて…。
キャラクター
ラスベート交響楽団
ラスベート交響楽団は、楽器演奏を趣味とする社会人を中心に1999年に結成されました。「ラスベート(рассвет)」はロシア語で「夜明け」を意味し、新世紀への希望を込めて名付けられました。
私たちは年に2回の定期演奏会を目標に活動しています。演奏曲目は、主に20世紀初頭に活躍したロシアの作曲家アレクサンダー・グラズノフの作品や、ロマン派後期の名曲を取り上げています。
2025年1月には、小久保大輔さんの指揮のもと、グラズノフの交響曲全曲演奏を成し遂げました。これは日本のオーケストラとして、プロ・アマ問わず初の快挙と考えられます。 私たちはさまざまな職業を持つアマチュア演奏家の集まりですが、同じ作曲家(グラズノフ)の作品を演奏し続けることで、17歳で第一交響曲を作曲し、41歳で第8交響曲に至るまで大きく成長したグラズノフのように、私たちの楽団も成長していきたいと考えています。
今年で設立27年を迎え、まだまだ伸び盛りの若い楽団です。今後の成長にもご期待ください。
グラズノフ
グラズノフ(Aleksandr Glazunov/1865-1936)は「ロシアのブラームス」と称された早熟の天才で、チャイコフスキーらの19世紀とショスタコーヴィチらの20世紀をつなぐ重要な「架け橋」となった作曲家です。 リムスキー=コルサコフ直伝の華麗な管弦楽法と西欧的な形式美を融合させたその作風は、どこまでも優美で洗練されています。また革命の動乱期には音楽院院長として奔走し、多くの若き才能を守り抜いた偉大な教育者でもありました。 ロシアの大地を感じさせるおおらかさと心に沁みる甘美な旋律。ロマン派の最後を飾る、豊潤で色彩豊かな響きが特徴です。
代表作として今回の演奏会で取り上げる「ライモンダ」、擬人化バレエの傑作「四季」、ヴァイオリン協奏曲、サクソフォン協奏曲、交響曲では第5番が比較的有名な作品です。
代表・指揮者挨拶
ラスベート交響楽団は、これまでロシア音楽の中でも注目されにくいグラズノフの魅力を、定期演奏会を通じて発信してまいりました。2019年7月に開催された第38回定期演奏会ではバレエ音楽「四季」を演奏するなどの挑戦を重ねてきました。 あれから7年。楽団として大きな節目となる第50回記念定期演奏会では、グラズノフ最大の大作「ライモンダ」全三幕に挑戦します。この挑戦は、私たちが積み重ねてきた経験と成長の証です。
グラズノフ バレエ音楽「四季」
動画を見る
常任指揮者の小久保大輔さん、コンサートマスターの丹羽道子さんには9年間にわたりご指導いただき、共に歩んできた年月の中で、楽団全体が大きく成長してきました。今回の「ライモンダ」では、コンサートマスターによる素晴らしいソロもお楽しみいただけます。私たちの団体は、我々プレイヤーが楽しむことはもちろんですが、普段クラシックコンサートへは出かけないお客様にもお楽しみいただけるように、バレエ音楽やオペラ作品を演奏するときには、より理解していただきやすいように字幕を付けるなどの工夫もしております。
小久保大輔さんとの10年目に向けて、そして次の大きな節目である楽団設立30周年となる2029年の演奏会に向けて、これからも一層成長し続け、最高の演奏を目指してまいります。
代表 咲間 聡
ラスベート交響楽団が第50回記念定期演奏会という節目を迎えますことを、心から嬉しく思います。私がこの楽団と共に歩み始めてから9年、その間、私たちは一貫してグラズノフという作曲家に向き合い、交響曲全曲演奏という長い道のりを歩んできました。それは成果を誇る旅というより、オーケストラの身体そのものを音楽によって形づくっていく時間だったように思います。
この記念公演で取り上げるバレエ音楽《ライモンダ》全3幕は、グラズノフ芸術の集大成とも言える作品です。演奏会形式で全幕を通して演奏される機会は多くありませんが、物語、舞踊、色彩、構築が精緻に織り込まれ、音楽そのものが壮大なドラマとして自立しています。優雅な宮廷の舞曲、異国の気配を湛えたサラセンの音楽、そしてハンガリー的リズムがもたらす祝祭性が連なり、ひとつの世界を立ち上げていきます。
コンサートマスター丹羽道子氏をはじめとする奏者一人ひとりと共に、そのドラマを音で描き切ること。それが今のラスベート交響楽団に課された使命です。25年にわたる楽団の歩みと現在の姿が交差するこの《ライモンダ》は、集大成であると同時に、次の「夜明け(ラスベート)」へと踏み出すための確かな一歩でもあります。すみだトリフォニーホールで、この物語の行方をぜひ見届けてください!
指揮者 小久保 大輔
演奏会情報
ラスベート交響楽団 第50回記念定期演奏会
会場アクセス
すみだトリフォニー 大ホール
〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-3
JR総武線「錦糸町駅」北口より徒歩5分
東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」3番出口より徒歩5分
都営バス「錦糸町駅」下車 徒歩5分
あらすじ
ジャンを想いライモンダが
部屋でリュートを弾いていると、
屋敷の守護神である白い貴婦人が現れ、
不思議な世界に誘われました。
白い貴婦人が彼女にジャンの幻を見せると、
2人はひとときの逢瀬を交わします。
やがて白い貴婦人は、ライモンダに
迫り来る危険を知らせます。
するとジャンの姿はなく、そこにはいつの間にか
見知らぬ男が立っていました…。
キャラクター
白い貴婦人
中世ヨーロッパの伝説で
古いお城や屋敷に現れるという守護神。
ライモンダに迫りくる危険を知らせる。
ライモンダの音楽
♪クリックすると音楽が流れます♪ライモンダに登場するワンフレーズをお届けします♪どうぞお楽しみください
第1幕 情景1
第1幕 ロマネスカ
第1幕 グラン・アダージョ
第2幕 グラン・アダージョ
第2幕 アラビアの少年の踊り
第3幕 前奏曲
制作者挨拶
この度、ラスベート交響楽団 第50回記念定期演奏会の特設サイトとイラストを制作させていただきました。
私はグラズノフの音楽が大好きです。かつてグラズノフのバレエ音楽「四季」を演奏するためにアマチュアオーケストラを仲間と立ち上げ、演奏会を開催した経験から、グラズノフの曲には深い思い入れがあります。その時の指揮者の先生が「天国のグラズノフもきっと喜んでいるでしょう」と言ってくれたことは、今でも忘れられません。 ラスベートは「グラズノフ」という共通点をきっかけに、お互いの演奏会に足を運んだりSNSで発信し合う仲となり、日々の心の支えとなっていました。その経緯を経て今回の制作に携わることとなり、とても不思議なご縁を感じています。
ラスベートの長い歴史を彩る記念演奏会の「ライモンダ」は、色彩豊かで聴く人を幸せな気持ちにしてくれる曲です。キャラクターの心情や情景描写を表現した音は魔法のようで、音楽が持つ力を存分に感じさせてくれます。約2時間に及ぶ大作で、本当に1つの映画を見ているような壮大な世界観に圧倒されます。この知られざる名曲を、自分の胸の中で大切に取っておきたい気持ちと同時に、ライモンダの魅力を知ってもらいたい。ラスベート交響楽団の演奏を通して、すばらしい曲に出会えた時の感動、喜びを1人でも多くの方に感じていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
2026年6月14日は、どうぞすみだトリフォニーホールにお越しください。
当日皆さまにライモンダの演奏をお届けできることを、楽しみにしています。
Cl らりね